突然の労働災害(労災)で大切なご家族の命が奪われてしまったら、ご遺族の方の悲しみや怒りは想像を絶するものです。
亡くなられたご家族の葬儀や死後の諸手続に追われながら、労働災害への対応も進めていくことが必要となります。
しかし、労災保険の申請や会社側との示談交渉、訴訟などの複雑な問題に対して、冷静かつ的確に対応していくことは、困難を極めるのが通常です。
弁護士の役割としては、被害者の方やご遺族が被った損害に対して、適正な補償を受けられるように、お力添えをさせていただくことが考えられます。
労災保険の申請に関する会社側の対応として、時には申請に協力的ではないこともあり得ます。
また、労災保険からの給付は、被害者の方やご遺族が被った損害の一部を補償するものに過ぎません。
会社側に不法行為責任や安全配慮義務違反、使用者責任が認められる場合には、労災保険で補償されない部分の損害を、会社側に対して賠償請求することが可能です。
しかし、ご遺族がそのことをご存知ではなく、労災保険の給付だけで終わりとしてしまっている例も散見されます。
当事務所では、労働災害で大切なご家族を亡くされた方が正当な補償・賠償を受け取る権利を守りたいという思いから、ご遺族の方のサポートに全力で取り組んでおります。
労災保険の申請や給付、会社側への損害賠償請求に関することなどでお悩みのことがありましたら、当事務所にご相談いただければと存じます。